「大井の帝王」こと的場文男騎手(60)が17日、川崎競馬場の11R、重賞の川崎マイラーズ(S3)をリアライズリンクスで勝ち、佐々木竹見元騎手に続く史上2人目の地方通算7000勝を達成した。

 7151勝の地方競馬最多勝記録を持つ、“川崎の鉄人”こと佐々木竹見元騎手(75)が表彰式に駆けつけた。「ぜひ僕の記録を破って」とエールを送ると、がっちり握手。的場騎手が「竹見さんという目標があるから一生懸命乗れます」と頭を下げると、大きな拍手が起こった。56歳8カ月で大台に到達した7000勝の先輩は「あれだけの年齢で乗って、勝つというのは素晴らしいこと。積み重ねでしょう。あとは陰の力もたたえないと。支える側の家族も大変だと思いますからね」。的場騎手を称賛しつつ、支えた周囲をねぎらった。

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