東京メインのフローラS(G2、芝2000メートル、23日=3着以内にオークスの優先出走権)で、新人の木幡育也騎手(18=藤沢和)に重賞初騎乗のチャンスが巡ってきた。先週15日の福島7Rで初勝利を挙げたばかり。実現すれば5人のルーキーで一番乗りとなる。

 師匠からの、粋な初勝利祝いだ。藤沢和師はラユロットの鞍上に愛弟子を抜てきした。本人に伝えたのは18日朝。木幡育騎手は「府中の牝馬2000メートル行くぞって言われて、重賞のことだってピンときました」と目を輝かす。

 エンパイアメーカー産駒のパートナーはデビュー以来<2><2><1>と崩れ知らず。約半年の休み明けになるが「調教で乗りましたが、自分から積極的に走るタイプ。乗りやすい」と感触はつかんでいる。「もし、重賞に乗せてもらえるなら、より気を引き締めて臨みたい。まずは何とか抽選を通ってほしいですね」。まずは17分の13の抽選突破を願う。

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