オークストライアルのフローラS(G2、芝2000メートル、23日、東京=3着までに優先出走権)でアドマイヤローザ(牝3、梅田)が重賞初制覇を狙う。曽祖母に96年オークス馬エアグルーヴ、祖母に03年オークス7着アドマイヤグルーヴを持つ良血馬。チューリップ賞を前に外傷を負い、桜花賞出走はかなわなかった。抽選突破なら主役候補に浮上する。

 良血アドマイヤローザは前走エルフィンS(2着)後は間隔がやや空いたが、力を出せる態勢は整った。梅田師が「すごく期待している」と話すように、オークスの権利取りに意欲十分だ。

 予定していたチューリップ賞前、右前脚に外傷を負った。牝馬クラシック1冠は間に合わなかったが、今春の最大目標オークスは譲れない。「もともとオークス向きだと思っていた」(梅田師)。新馬戦、2戦目の未勝利とも京都の2000メートルを使っている。レースでも折り合いに心配がなく、スタミナのあるタイプだ。

 素質馬の雰囲気を漂わせる。梅田師が「力強い歩きをする」と評価するように、1歩1歩をしっかりと歩き、めりはりがある。ポテンシャルの高さがはっきりと見えてきたのは、新馬戦後。西村助手は「グッと良くなりました。使って良くなるなという感じはデビュー前からありました。だから2戦目は自信を持っていけたんです。乗った感覚ですが、線が一本入って、芯が入ったなという感じ。走りの安定感が変わりました」と表現する。

 放牧先の牧場でもトレッドミル(歩行用床ベルト)で運動していたため、帰厩後すぐに時計を出すことができた。梅田師も「2週続けて(Cウッドで)長めから追い切って、動きは合格点だった。あとは輸送とか初物づくしだけど、そんなに心配していない」ときっぱり。抽選突破の確率は17分の13。運も味方につけて、素質を開花させたい。【辻敦子】

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