<皐月賞>◇16日=中山◇G1◇芝2000メートル◇3歳◇出走18頭◇4着までダービー優先出走権

 69年ぶりの牝馬Vに挑んだファンディーナは、7着に敗れた。引き揚げてきた岩田騎手は「もまれてないっていうのもあって、それを頭に入れて乗った。好位で流れに乗って、それなりの競馬はできたけど」と悔しそうに振り返った。圧倒的な内容で無傷の3連勝を飾り、この日は17頭の牡馬を押しのけて単勝2・4倍の1番人気。勝てば48年ヒデヒカリ以来の快挙だったが、夢破れた。

 道中は内々の4番手を追走。直線で1度は先頭に立ったが、そこで力尽きた。鞍上が「4コーナーで先頭に立って、そこまでは良かったけど・・・」と言えば、高野師は「甘くなかったなと・・・。1番人気に推してもらって申し訳ない。今日のところは力負けです」と潔く完敗を認めた。

 とはいえ、勝ち馬とは0秒5差。多くの不利を承知で、200万の追加登録料も払ってまで歴史的快挙に挑んだ陣営の決断は、称賛に値する。次走は未定で、師は「(春は)もう1戦することになると思うけど、馬の無事とクラブの意思を確認してから」と話すにとどめたが、ダービー挑戦も「選択肢としては消えていない」と可能性が残る。怪物牝馬の物語は、ここで終わらない。【山田準】

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