<ドバイターフ>◇25日=メイダン◇G1◇芝1800メートル◇北半球産4歳上、南半球産3歳上◇出走13頭
大魔神・佐々木主浩オーナーが所有するヴィブロス(牝4、友道)が海外G1初制覇を果たした。
鞍上はジョアン・モレイラ騎手。道中は後方のインを走り、直線で馬場の真ん中へ持ち出されると、豪快な差し切りを決めた。昨年のリアルスティールに続く日本馬&ディープインパクト産駒の連覇となった。
モレイラ騎手は「馬場が気になっていたが、それほどひどい馬場ではなかった。こういう競馬ができて、とてもうれしい。彼女は世界中で誰でもできるわけではないレースをしてくれた。それだけの馬。こういう馬に乗れて、感謝している」と馬をたたえた。
佐々木主浩オーナーは「最後の直線にかけようという作戦。最後はもう騒いで、よく覚えてません」と興奮した様子。「野球と競馬では競馬のほうが緊張する。自分ではできないから」と笑顔を見せた。今後は、昨年ヌーヴォレコルトが出走したブリーダーズCフィリー&メアターフが選択肢となる。
2着にフランス調教馬エシェム、3着にリブチェスターが入った。
馬連(3)(9)は1万1640円、馬単(9)(3)は2万350円、3連複(1)(3)(9)は2万220円、3連単(9)(3)(1)は16万2710円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)