<毎日杯:追い切り>

 サトノアーサー(牡3、池江)が豪脚爆発で王座への道を切り開く。毎日杯(G3、芝1800メートル、25日=阪神)に向けて22日に栗東で追い切られ、Cウッド4ハロン51秒4-11秒7。頭の低い独特の走りで、日経賞出走のトーセンレーヴ(古馬オープン)に3馬身半差をつけた。川田騎手は「気持ち良く体を伸ばしただけ。順調が何よりですね」と手応えを口にした。

 前走は道悪で爆発力をそがれ、2着で初黒星を喫した。大目標のダービー出走を確実にするため、ここで賞金を加算するもくろみだ。池江師は「動きは良かった。馬が筋肉質になって(母父の)リダウツチョイスが出てきた感じ」と成長を実感する。キャリア3戦で唯一の良馬場だった2走前には上がり32秒7で圧勝。鞍上は「あとは、このまま雨が降らずに週末を迎えられたら」と願う。天を味方に、再び進撃を開始する。

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