<高松宮記念:追い切り>

 前哨戦の阪急杯を制したトーキングドラム(牡7、斎藤誠)は美浦ウッドチップコースの併せ馬で万全の仕上がりだ。

 斎藤誠師は「1週前は藤岡康騎手に乗ってもらって、長めから非常にいい動き。今週はしまいで気合をつける内容。うまく調整できた」と胸を張った。前走は7歳春で重賞初挑戦初制覇。「狭いところを割って、馬の後ろで我慢して、あんなに根性があると思っていなかった。今回もいい意味で期待を裏切ってほしい」と笑顔だった。

 2頭出しのもう1頭、ワンスインナムーンは坂路でしまい重点に4ハロン53秒2-11秒7の好時計をマーク。「本格化はまだ先だが、状態がいいし、ポテンシャルが高い。2頭1着同着が理想」と斎藤誠師は自信を見せた。

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