日曜東京メインの根岸S(G3、ダート1400メートル、29日、1着馬にフェブラリーS優先出走権)で岩手のラブバレット(牡6、菅原勲)が地方の星になる!? 岩手が雪で調教ができず、19日から美浦に滞在。24日は美浦北ダートを軽快に2周した。中央の重賞初参戦の菅原勲師(53)は「挑戦できるのはうれしいこと。中央の馬相手でも通用するスピードあるし、勝ち負けは別に、そこそこ走れる」と話した。

 師は騎手時代、南部杯、フェブラリーS、帝王賞とG1・3勝したメイセイオペラの主戦。「メイセイオペラまでは全然いかないけど、自分が乗ってた頃のように交流でいい着にくれば」と期待を寄せる。メイセイオペラの飛躍を支えた福島・小野町のテンコー・トレーニングセンターの坂路(全長950メートル)で鍛え、開業6年目で中央重賞にこぎ着けた。昨年7月に繋養(けいよう)先の韓国で死んだメイセイオペラのように、中央の分厚い壁を切り開けるか、注目だ。【山田準】

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