<アルゼンチン共和国杯:追い切り>
復活を目指すワンアンドオンリー(牡5、橋口)がCウッドで進化した姿を見せた。
直線に向いて軽く仕掛けられると、首をうまく使って加速。最近は頭が高く、上へ上へと力が抜けてしまうような走りだったが、推進力のある走りで6ハロン82秒5-12秒6をマークした。見届けた橋口師は「集中して走れていた。ハミを替えたり普段から首を下げて歩くようにしたり、頭が下がるように工夫してきたが、その成果は出ていると思う」と満足げだった。14年神戸新聞杯以来の勝利へ。「じりじりと伸びてくるし、本来東京コースは合う。力を発揮してくれたら」と師はダービーを制した府中での復活劇に期待した。【岡本光男】