<豪G1コーディネーターの有力馬紹介(3)>

 海外馬券発売第2弾のメルボルンC(G1、芝3200メートル、11月1日=フレミントン)が迫ってきた。現地で有力視されているのはどの馬か? 豪伝統のG1コーフィールドCのコーディネーター、ジョシュ・ローダー氏が今年の有力馬を全3回で解説する。

 ハートネルは現在、1番人気に支持されています。先週のコックスプレート(G1、芝2040メートル、ムーニーバレー)こそ世界的名牝ウィンクスに大きく突き放された2着に敗れましたが、能力の高さは疑う余地がありません。

 メルボルンCが開催される広く、大きな競馬場であるフレミントンは、まさに同馬が得意とするタイプのコースです。さらに忘れてはならないのは、前々走のターンブルS(G1、芝2000メートル、フレミントン)で、コーフィールドCを圧勝したジャメカをたやすく破っているという点です。(おわり)

 ◆ジョシュ・ローダー 14年には日本のアドマイヤラクティが優勝するなど、100年超の歴史を持つコーフィールドC(G1)を主催するメルボルンレーシングクラブのコーディネーター。出走馬の勧誘や、ハンデキャッパーの業務を行う。若き日のザカリー・パートン騎手のエージェントも務めた。ドゥラメンテが勝った日本ダービーを東京競馬場で生観戦。日本競馬への造詣も深い。

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