シルジャンズサガのピエール・シャルル・ブドー騎手(23)は一昨年の秋に短期免許で来日。減量のきつかった2歳新馬戦でブーツを履かず、靴下のみで騎乗したことで有名になった。

 昨年、179勝でスミヨン騎手と並び、初の仏リーディングを獲得。今年は28日時点で208勝。ギュイヨン騎手(128勝)、スミヨン騎手(111勝)を引き離して独走中だ。「年間最多勝の欧州記録(273勝)、フランス記録(226勝)を破りたいんだ。もちろん、凱旋門賞も勝ちたい」。同馬とのコンビでは一昨年12着、昨年8着。三度目の正直なるか。

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