「栗毛の美少女」として93年のクラシック戦線を沸かせたユキノビジン(父サクラユタカオー)が22日、余生を送っていた村田牧場(北海道新冠町)で急性心不全のため、26年の生涯を閉じた。

 2歳時は岩手4戦3勝で中央入り。3歳初戦のクロッカスSを9番人気で勝つと、桜花賞、オークスともベガの2着と奮闘した。クイーンS(G3)で重賞初制覇を飾り、同年ターコイズS(1着)を最後に引退した。通算10戦6勝(中央6戦3勝)。同牧場の村田和子さんは「放牧地で寝ているのかと思っていたら亡くなっていました。桜花賞は悔しくもうれしくて、一番の思い出です」と功労馬をしのんだ。

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