昨年の有馬記念を制したゴールドアクター(牡5、中川)のオーナー居城要(いしろ・かなめ)氏が6月18日に老衰のため死去していたことが同30日、分かった。90歳だった。すでに葬儀、告別式は済ませている。

 居城飼料株式会社の代表で北勝ファームを所有するオーナーブリーダー。昨年の有馬記念は中山競馬場で観戦できなかったが、今年行われた祝勝会には参加していたという。天皇賞・春で12着に敗れた同馬は現在放牧中。篠島助手は「昨年の有馬は勝てて本当に良かったと思う。秋はオールカマー、ジャパンC、有馬記念の3戦を予定してます」と話した。

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