<福島牝馬S:追い切り>
福島牝馬S(G3、芝1800メートル、23日、1着馬にヴィクトリアM優先出走権)で重賞初制覇を狙うアルマディヴァン(牝6、高橋文)が美浦坂路で軽快な動きを見せた。
3頭併せで馬なり4ハロン55秒2-ラスト13秒2。全身を柔らかく使った動きに「前走はまだ冬毛もあったし、良くなっていると思う」と高橋文師も手応えを話す。中山牝馬Sは意表を突く先行策から4着に入り、6歳になって新境地を開拓した。「たまたま前に行く形になったけど、直線も坂を上がるまで踏ん張ってくれた。脚質に幅が出たね。今回は出たなりの位置で脚をためることができれば」と展開を思い描く。今回騎乗する藤岡佑騎手とはこれまで3度コンビを組んで3、2、4着と好相性。タイトルは手の届く場所にある。