<京都金杯:追い切り>

 京都金杯(G3、芝1600メートル、5日)に出走するトーセンスターダム(牡5、池江)が12月31日、栗東Cウッドで併せ馬を行った。昨年の獲得賞金全国首位の池江厩舎が、16年の開幕ダッシュを狙う。

 追い切りは抜群だった。トーセンスターダムはダノンシーザー(古馬1600万)を1、2馬身追走。直線は激しく抵抗した僚馬に貫禄の違いで首差先着した。6ハロン87秒5-11秒8の鋭い切れに、岩崎助手は「もうひとつなのかと思ったら、このしまいの時計。相手が動いていたようですね。十分です」と合格点を与えた。

 昨年は全国リーディングこそ堀厩舎に譲ったが、49勝で関西首位だった。獲得賞金の18億6960万6000円は全国トップを誇る。今年も開幕から東西金杯に有力馬を送り出す。兼武助手も「ベルーフと2頭、新年最初にいいスタートを切りたい」と意気込んでいる。

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