<マイルCS:追い切り>

 イスラボニータ(牡4、栗田博)がこの秋最高の状態をアピールした。18日、ウッドでウィズエモーション(2歳500万)を約10馬身追走してスタート。4コーナーでもまだ4、5馬身差があったが、直線で内に入ると一気に加速。馬なりで半馬身先着してみせた。6ハロン81秒7-11秒8。抜け出してからソラを使う面もある馬だが、この日はそんなそぶりはなし。休み明け3戦目で、万全の仕上がりだ。

 引き揚げてきた蛯名騎手も最大級の賛辞を贈る。「直線はこの馬らしい動きだった。天皇賞よりさらに良くなっている。すこぶる順調ですね。(この秋で)今回が一番いい」。見守った栗田博師も「中2週だし息を整える程度だったが、時計も速かった。いい調子ですよ。マイル戦は久々になるが、守備範囲です」と笑顔を見せた。今週も京都で蛯名騎手のガッツポーズが飛び出すか。【栗田文人】

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