<秋華賞:1週前追い切り>

 牝馬3冠最終戦の秋華賞(G1、芝2000メートル、18日=京都)の1週前追い切りが8日、東西トレセンで行われ、オークス馬ミッキークイーン(池江)は、栗東Cウッドでダノンシーザー(3歳1600万)に半馬身先着した。3馬身追走から直線半ばでギアを上げ、馬なりのまま内から伸びた。「ゴールまで一緒に、の意図。良かったですね」(浜中騎手)と狙い通りの内容だ。

 5ハロン71秒7-12秒8の時計は目立たないが、想定内。「1回競馬を使っているし、いっぱいにやる必要はない」と、心身の充実を確かめる調整だった。「体が締まって、背中やトモの感じがいい。反応も良くなっている」。ローズSは出遅れ、4角では外を大きく回しつつの2着。浜中騎手は「力を出し切れば、このメンバーでも強いのはこの馬だと思っている」と自信を失わない。【柏山自夢】

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