<スプリンターズS>◇4日=中山◇G1◇芝1200メートル◇3歳上◇出走15頭

 秋のG1開幕戦は戸崎圭太騎手が騎乗した1番人気ストレイトガール(牝6、藤原英)が差し切って優勝。国内最後のレースを春のヴィクトリアマイルに続く2つ目のG1制覇で飾った。勝ちタイムは1分8秒1。

 3/4馬身差2着にサクラゴスペル、3着はウキヨノカゼ。

 レースはハクサンムーンがハナに立ち、その後ろにアクティブミノル、ミッキーアイル、ベルカントの先行馬が続いた。600メートル34秒0。ストレイトガールは道中8、9番手で脚をためて直線へ。先行集団にサクラゴスペル、ウキヨノカゼ、リッチタペストリー、ウリウリなどの各馬が襲いかかるが、しまいの爆発力で一枚上回るストレイトガールが馬群を割るように先頭に躍り出ると、並ぶ間もなく一気に抜き去ってゴール。あらためて地力のほどを満員のスタンドに見せつけた。

 ファンの支持に応えた戸崎騎手は「春に千六のG1を勝っているので、秋はここをを勝ちたかった。ずっと千二を勝っていた馬だし、前走より気合も入っていた。もともとセンスのある馬。道中は手応えも抜群だったので、確実に伸びるしまいの脚にかけた。勝てて良かった」と笑顔で話した。このあとは暮れの香港スプリントに向かう予定。

 馬連(2)(4)5550円、馬単(2)(4)9090円、3連複(2)(4)(6)2万3020円、3連単(2)(4)(6)10万6170円。

 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

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