えっ、ブーツを履かずに騎乗する騎手が本場英国にも現れた-。1日、グッドウッド競馬場の6Rに騎乗したセブ・サンダース騎手(43)がブーツを履かず、靴下で騎乗したことが英レーシングポスト電子版で驚きをもって報じられた。

 記事によると、芝1200メートルのハンデキャップ競走で騎乗馬の負担重量は9ストーン5ポンド(約59・42キロ)。サンダース騎手はブーツを履かないことがルール違反ではないという認識で騎乗し、結果は4着だった。プロテクターやヘルメットの着用を義務付けているものの、履物については規則がないため、この件について、英国競馬統轄機構(BHA)は「ルールを破ったわけではない」とコメント。騎乗馬の管理調教師は「奇妙だった。本で読んだことはあったが、見たことなかった」とその衝撃を語っている。

 JRAでは昨年11月の東京で短期免許で騎乗していたフランス人のP・ブドー騎手が靴下のまま騎乗。装具の注意義務を怠ったとして戒告処分を受けている。過去には短期免許で来日した経験があるサンダース騎手。07年に英国リーディングジョッキーに輝いた実力者だが、今年はここまで12勝に低迷している。

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