<水島晴之・匠の極意:福島11R>

 宝塚記念で馬連1万2900円をズバリ的中! 絶好調「匠の極意」の水島晴之が狙ったのはマイネルエテルネル(牡5、西園)だ。福島芝1200メートルは2戦2連対。平たんコースや7~9月に好成績が集中している。さあ、夏の福島が開幕。今年もこの馬の季節がやってきた。

 夏馬、ローカル馬と呼ばれる馬は、これからが稼ぎ時。共通しているのは暑さに強く、平たん小回り巧者という点だ。本命に推したマイネルエテルネルも、1年分を夏の3カ月で稼ぐといっても過言ではない。全23戦中、複勝圏に9回入っているが、このうち6回は7~9月【3 1 2 3】に集中している。しかも、4連対は福島、小倉の右回り1200メートルで挙げたものだ。

 夏の福島は一昨年のバーデンバーデンCを勝ち、昨年のテレビユー福島賞で2着。柴田大騎手も「福島1200メートルは走る」と話しており、ここは狙った一戦とみていい。当然、陣営もここ照準にローテーションを組んできた。昨年暮れのクリスマスC14着後は休養に充て、4月の淀屋橋S(3着)で始動。使いながら着実に調子を上げている。

 前走の水無月Sも不得手の瞬発力勝負で3着。4番手から上がり3ハロン33秒9の脚を使って3着に入った。気温の上昇とともに体調も右肩上がり。1日の坂路調教では、不良馬場をものともせず余力十分に4ハロン53秒9-12秒3(馬なり)の好時計をマーク。動き、反応とも文句なし。万全の仕上がりで出走できる。

 梅雨時期で天候は安定しないが、道悪になっても苦にしない。むしろ、雨が降って馬場が渋った方が有利に働く。展開的に「何が何でも」の逃げ馬が見当たらず、相手の出方次第で自在に立ち回れるのもいい。内枠を利してスピードを生かせば簡単には止まらない。単勝(2)と馬連(2)から(12)(11)(7)(3)(6)(9)(10)。

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