<本紙・高木の読み切った:ダービー>

 いざ、2冠へ-。日本ダービー(G1、芝2400メートル、31日=東京競馬場)の枠順が28日、JRAから発表された。皐月賞馬ドゥラメンテ(牡3、堀)は7枠14番。この日の最終追い切りではミルコ・デムーロ騎手(36)がまたがり、課題とされる折り合い面もクリアした。本紙高木一成も自信の◎だ。馬券は今日29日、ウインズ後楽園で金曜発売される。

 ドゥラメンテの2冠達成が有力だ。皐月賞は完璧な立ち回りを見せたリアルスティールを一気に抜き去り1馬身半差の完勝。直線の爆発力は歴代の2冠馬、3冠馬と比べても上位に思える。能力通り走れるか。ポイントはその1点。

 皐月賞の4角での斜行、調教で馬場入りをごねるなど、気難しさがネック。だが、この中間は徐々に気性面の成長が見られる。うるさい面はあるが、走り出してしまえば折り合いはピタリ。最終追い切りのスムーズな走りを見て、今なら平常心を保つことができると確信した。素直に能力を信頼したい。

 ドゥラメンテに対抗するには、レース運びのうまさが必要。逆転候補筆頭はリアルスティールだ。皐月賞で力差を感じさせたが、共同通信杯では◎を撃破。相手が折り合いに専念している間に、先に抜け出しセーフティーリードを作れるか。皐月賞1番人気サトノクラウンも調子を上げてきた。力で抵抗できる可能性があるのはここまでだ。

 馬連(14)から(13)(11)(10)(1)(2)(15)(17)。

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