<タタソールズゴールドカップ>◇24日=カラ(アイルランド)◇G1◇芝約2100メートル◇4歳上◇出走6頭

 英愛の芝10ハロン路線の強豪が出走する注目の一戦は、J・ドイル騎手騎乗のアルカジーム(牡7、R・チャールトン、父ドバウィ)が制した。

 道中はインの3、4番手を進み、直線は狭い馬群を強引に割って快勝。勝ちタイムは2分13秒37だった。首差2着はファッシネイティングロック。R・ムーア騎手騎乗のザグレイギャッツビー(牡4、K・ライアン、父マスタークラフツマン)は2番手追走から直線で伸びを欠き、4着に敗れている。

 アルカジームにとってはこのレース2年ぶり2度目の勝利で通算4つ目のG1タイトル。13年シーズン終了後に種牡馬入りし、昨年現役に復帰してからは初めてのG1制覇となった。

 J・ドイル騎手は昨年のノーブルミッションを含め、タタソールズゴールドC3連覇。見事に完全復活を果たしたアルカジームは今後、ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(G1、芝2000メートル、6月17日)に向かう予定。こちらも13年以来2年ぶりの勝利を狙っており、日本から遠征する天皇賞馬スピルバーグ(牡6、藤沢和)と激突する。

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