名牝エアグルーヴの最後の子となる2歳馬(牡、角居、父キングカメハメハ)が2日、北海道苫小牧市のノーザンファーム空港での2歳馬撮影会に登場した。均整のとれた黒鹿毛の馬体で、首を上げて周囲を見下ろす姿には威圧感すら漂わせた。母は出産直後に急死しており、末っ子に集まる注目と期待は大きい。
この日の撮影会では、続々と超良血馬が披露された。アゼリの13(牡、松永幹、父ディープインパクト)は母が02年の米国年度代表馬で、13年のセレクトセールで2億5000万円の値がついた。ユキチャンの13(牝、吉田、父ハービンジャー)は白毛初の重賞ウイナーとなった母と同じ、真っ白な馬体が目を引いた。