<新村明の西海ウォーズ・新剣勝負:小倉11R>

 最終日で雨予報。コース取りも鍵を握る。小倉2勝のコース巧者ダノンシンフォニーを軸に据える。前走の早春Sは4カ月ぶりで20キロの馬体増に加えて、稍重発表とはいえ、かなりのめる馬場に走りづらかった。いい脚を使ったのは少しだけだ。大原S首差2着から決め手はこのクラス上位。たたかれた上に、中2週で小倉への長距離輸送で馬体が締まって状態は確実に上向いた。距離短縮も魅力で一変が期待できる。

 相手は折り合い面に進境著しいプロクリス。小回り1800メートルは対応できるし、馬場悪化もむしろ歓迎材料。前めの位置取りでスムーズに立ち回れば逆転の目も十分ある。福島で勝ったように小回り合うコウエイワンマンも要注意。(10)から(8)(7)(12)(1)(13)(5)(9)。

 ◆小倉10R ◎ラルプデュエズの前3走はタイム差なしの惜敗。首、首、鼻+鼻差と勝ちに等しい内容。脚質的に展開にも左右されず、大崩れは考えにくい。前走で◎に先着したインプレショニストは再度得意とする小倉なら逆転のチャンスがある。馬連(3)から(1)(4)(9)(2)。

 ◆小倉12R ヤマニンマルキーザは芝1200メートルで【2 3 0 0】と連対を外さず、負けた3戦も秒差なし。前走500万勝ちは時計も優秀。昇級といっても何ら差はない。スプリンターとしての資質は高い。前走に引き続き大外枠に入ったヴァイサーリッター、久々をたたいたケイアイウィルゴーが相手。馬連(4)から(18)(11)(10)(1)(3)(16)(14)。

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