28日の中山最終12レース終了後、内田博幸騎手(44)が、後藤浩輝騎手の死を悼んだ。

 「信じられないですよ。聞いたときには冗談だろと思った。今朝、起きて間違えだったらいいのにって。新聞を読んで、おい、違うだろ、競馬を盛り上げて、G1を勝って新聞の1面に載るんだろって」。強い口調で悔しさをにじませた。自身も11年春と昨年夏に落馬負傷し、長期離脱を経験。後藤騎手とは互いに励まし合ったという。「ただ、彼の場合は立て続けだった。先週の落馬があったから今週会ったら話したいと思っていたけど、苦しさは本人にしか分からないことなので。残された家族がいますからね。なんとか踏みとどまってほしかったが・・・」。目に涙を浮かべ、別れを惜しんだ。

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