記者予想

旨みたっぷり儲カレー

シュヴァル2強撃破だ/天皇賞

 今月から競馬記者になって、早速だが困ったことがある。取材した陣営の気力みなぎる言葉を聞くと、即刻で心が動いてしまうのだ。「坂路55秒台でアップアップしてた馬が、52秒台で走るようになった」「体の余分なものが落ちて、走りの軽さが増した」「ズブさを解消して、機動力を高めてきた」・・・。どうですか? 期待したくなりませんか?

 【京都11R天皇賞・春】今週、そんなそそる話をしてくれたのがシュヴァルグランの大江助手。3着に敗れた昨年のVTRを見れば、確かにスタートからの機動力が足りず、道中の位置取りが後方だった。成長した今年なら、2強撃破も夢ではない。3連複(6)(3)から(15)を厚めに(16)(1)(5)(7)(12)。3連単(6)の1着固定で(3)(15)も買う。

 [2017年04月29日更新]

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木村有三
木村有三(きむら・ゆうぞう)1974年(昭和49年)、大阪市出身。98年入社。ゴルフ、プロ野球、大相撲、ボクシング担当などを経て17年4月から競馬担当。同年有馬記念の西日本版紙面で馬連、3連単、3連複のトリプル的中に成功し14万円超の馬券プレゼントに成功。さまざまな種類の馬券を料理するかのように駆使して、高額配当を提供する姿から「馬券シェフ」を拝命した。予想は本命から穴まで幅広い。一獲千金狙いの強欲を抑えきれないことが永遠の課題。

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