今月から競馬記者になって、早速だが困ったことがある。取材した陣営の気力みなぎる言葉を聞くと、即刻で心が動いてしまうのだ。「坂路55秒台でアップアップしてた馬が、52秒台で走るようになった」「体の余分なものが落ちて、走りの軽さが増した」「ズブさを解消して、機動力を高めてきた」・・・。どうですか? 期待したくなりませんか?
【京都11R天皇賞・春】今週、そんなそそる話をしてくれたのがシュヴァルグランの大江助手。3着に敗れた昨年のVTRを見れば、確かにスタートからの機動力が足りず、道中の位置取りが後方だった。成長した今年なら、2強撃破も夢ではない。3連複(6)(3)から(15)を厚めに(16)(1)(5)(7)(12)。3連単(6)の1着固定で(3)(15)も買う。
[2017年04月29日更新]