記者予想

岡山俊明の自信度A

クラブの期待背負うエポカドーロ/皐月賞

 【中山11R・皐月賞】◎エポカドーロはセレクトセール当歳でヒダカブリーダーズユニオンが3400万円で購入し、そのままクラブの募集馬になった。募集価格4500万円で天下の藤原英厩舎に預けたぐらいだから、よほど動きも良かったのだろう。

 その大きな期待に応えてクラシックに駒を進めてきた。京都の未勝利戦も、小倉のあすなろ賞も、G2スプリングSも、先行して直線で後続を突き放す強い競馬。前走こそステルヴィオに鼻だけ差されたが、一線級相手でも通用する素質を示した。先行力が生きる中山は絶好の舞台。両隣のアイトーン、ケイティクレバーを行かして好位にはまり、直線抜け出してくる。

 思い起こせば、父オルフェーヴルは皐月賞のころから急激に強くなった。同様の成長曲線を描く気がしてならない。

 第2軸はステルヴィオ。桜花賞はロードカナロア産駒とオルフェーヴル産駒のワンツー。皐月賞は逆になる。3連複(7)(15)から(1)(2)(3)(5)(9)(12)へ6点。

 [2018年04月14日更新]

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岡山俊明
岡山俊明(おかやま・としあき)1965年(昭和40年)1月21日、東京都生まれ。大学では競馬研究会で競馬新聞作りにいそしみ、今は仕事として競馬面の編集、取材に携わる。好きな馬はサクラユタカオー。シンボリルドルフは神。

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