記者予想

新村明の新剣勝負 プラスα

決め手抜群のミッキースワロー/AJCC

 【中山11R・AJCC】セントライト記念を圧勝した舞台でミッキースワローを中心に据える。不良馬場、しかも距離3000メートルはベストとは言い難かった菊花賞6着は参考外。中間は丹念に乗り込まれており、馬体はいくらか立派かもしれないが、体調面に不安はない。トモに力がついて走りのバランスも良くなった。適距離に戻って切れ味全開なら巻き返しは必至。決め手は抜群。年長馬が相手でも臆することはないだろう。

 相手はゴールドアクター。休み明けで5勝を挙げている鉄砲巧者。15年有馬記念を制し、G2・2勝の中山なら逆転もある。ダンビュライトも中山コースは未勝利ながら弥生賞、皐月賞とも3着を確保。実績を素直に評価する。レジェンドセラー、ショウナンバッハ、トーセンビクトリーも押さえる。3連単(3)の1着固定で(5)(7)(1)(8)(11)へ20点。

 [2018年01月20日更新]

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新村明
新村明(しんむら・あきら)1955年(昭和30年)10月6日、浜松市生まれ。競馬歴36年。01年から03年までレース部競馬デスクを務めた後、08年から競馬記者に復帰。「新村明のモーニングゴール」、第3場のメーン予想「新剣勝負」などを担当する。好きな馬はミスターシービー。的中第一の堅実予想を主も、ときに穴馬券も推奨する。

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