記者予想

新村明の新剣勝負 プラスα

◎ブラックスビーチが突き抜ける/スイートピーS

 【東京11R・スイートピーS】◎ブラックスビーチの祖母はアグネスデジタル(芝のG1もダートG1も制覇)の半妹になるタフな牝系。使いながら成長するタイプ。前走が未勝利勝ちだが、レースぶりが一変した。それまでは甘くなっていたしまいが鋭く伸び、余裕十分で突き抜けた。やや重馬場で1分48秒0の勝ち時計も速く、ここでも力は通用する。

 相手はムーンザムーン。2400メートルのゆりかもめ賞、2200メートルの水仙賞と長距離指向、若竹賞では次走スプリングSを勝ったウインブライトの3着している。フローラS除外で1週スライドの形だが、未勝利勝ちした東京1800メートルなら実力発揮に支障はない。牡馬相手にもまれた経験を生かしたい。

 どんなレースもできそうな器用さがあるウインシャトレーヌ、ここ目標に仕上げた連勝中のポールヴァンドルも差はない。3連単(7)の1着固定で(11)(18)(17)(4)(8)(15)(10)へ42点。

 [2017年04月29日更新]

記者イラスト
新村明
新村明(しんむら・あきら)1955年(昭和30年)10月6日、浜松市生まれ。競馬歴36年。01年から03年までレース部競馬デスクを務めた後、08年から競馬記者に復帰。「新村明のモーニングゴール」、第3場のメーン予想「新剣勝負」などを担当する。好きな馬はミスターシービー。的中第一の堅実予想を主も、ときに穴馬券も推奨する。

記者予想

一覧へ