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調教 この1頭

ファンタシーが決める/桶狭間S

 【中京11R・桶狭間S】このレースの名前から察しがつくように、中京競馬場は桶狭間の古戦場跡の近くにある。今、自分がいる場所に織田信長がいたのかと思うと、感慨深いものがある。その桶狭間Sは一瞬の決め手を磨いてきたサトノファンタシーが中心。ずっと堅実に走っているが、以前は勝ちきれないレースが多かった。それが、この2戦はいずれも鋭い末脚で快勝。もともと相手なりに走れるタイプで、このような馬は昇級してもすぐに通用することが多い。「東京が得意だし、中京も合うはず。体調もいい」と松田師は期待する。きっちりと好走するだろう。馬連(2)から(11)(5)(12)(7)(10)(14)。

 [2017年07月21日更新]

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岡本光男
岡本光男(おかもと・みつお)1967年(昭和42年)6月2日、滋賀県生まれ。競馬記者歴30年。”大明神”の由来は2004年にさかのぼる。オークスを◎ダイワエルシエーロ、ダービーを◎ハーツクライ(2着)、安田記念を◎ツルマルボーイ、宝塚記念を◎タップダンスシチーで馬連を的中させG1を4連勝。それ以来”大明神”として崇められる存在に。趣味が陸上100メートル走ということもあり、競走馬もスプリンターが好き。史上最強馬はロードカナロアだと思っている。好きなレース条件も新潟直線1000メートル。予想はレース内容や追い切りを重視する。目標は馬券の年間回収率110%超えと100メートルを11秒台で走ること。

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