3年目加藤「いい馬」イシマツで初G1/朝日杯FS

イシマツ(右)は雪の坂路で併せて追い切る(撮影・前田充)
イシマツ(右)は雪の坂路で併せて追い切る(撮影・前田充)

<朝日杯FS:追い切り>

 3年目の加藤祥太騎手(20=庄野)がイシマツでG1に初騎乗することになった。「昨日(13日)、庄野先生から連絡があってビックリしました」とうれしい依頼を驚きとともに振り返った。14日の最終追いで初コンタクト。坂路4ハロン50秒7-13秒0の1番時計でルイ(古馬500万)に2馬身先着した。「併走で後ろから行って、最後までしっかりという指示。素軽い動きで、いい馬だと感じました」と好感触を得た。

 これまで重賞には8回騎乗して、昨年の福島牝馬S(オツウ)の3着が最高。「重賞の前はガッツポーズのイメトレをしています。芝で走った内容も良かった(クローバー賞4着)し、何とか見せ場を作りたいですね」と、まだあどけなさを残す笑顔を見せた。【中上博】

 [2017年12月15日 08時46分 紙面から]

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