来年の中央競馬は1月6日の東西金杯で開幕

 JARの定例会見が16日、東京・六本木のJRA本部で行われた。

 来年の中央競馬は1月6日(土)の東西金杯で開幕。ホープフルSが行われる12月28日(金)まで全国10場で計36開催(昨年同様)行われる。また、例年は地方競馬で実施しているJBC競走(スプリント、クラシック、レディスクラシック=すべて統一G1)を11月4日(日)に京都競馬場で実施。中央競馬では初開催となる。

 ★主な変更点

 ◆3歳スプリント重賞の新設 スプリント路線の拡充を図るため葵S(芝1200メートル、5月26日=京都)を新設重賞に格上げ。

 ◆3歳春季トライアル競走の改善 桜花賞TRのチューリップ賞をG3からG2に昇格。またオークスとダービーの優先出走権を一部改正し、桜花賞と皐月賞の5着馬にも付与(従来は4着まで)。フローラSは3着以内から2着以内、スイートピーSは2着以内→1着に縮小される。

 ◆NHKマイルCのTR整備 従来のニュージーランドT(G2)に加え、新たにアーリントンC(G3)をTR競走とし、1~3着馬に優先出走権を付与。また地方馬のステップ競走をファルコンS(G3)からアーリントンCに変更。

 ◆重賞実施日の変更 金鯱賞(G2、芝2000メートル、3月11日=中京)を土曜から日曜に、同週の中山牝馬S(G3、芝1800メートル、3月10日=中山)は日曜から土曜へ。

 [2017年10月16日 19時20分]

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