地元シークレットウェポンが大駆け狙う/QE2世C

 今年2回目の海外馬券発売、香港のクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、30日=シャティン)は地元の伏兵陣からも目が離せない。昨年の香港C2着シークレットウェポン(せん7)、同5着で一昨年のこのレースの覇者ブレイジングスピード(せん8)も大駆けを狙っている。

 モーリスには完敗したシークレットウェポンだが、3着ステファノス(大阪杯=2着)には半馬身差の先着。日本のトップホースに負けない実力の持ち主だ。28日朝はオールウエザーコースでキャンター調整。パートン騎手は「火曜の調教に乗ったが、状態はいい。いいレースができると確信している」と力が入る。

 ブレイジングスピードのクルーズ師も「前走は明らかに距離が足りなかった。今は最高の状態だと信じている」と期待を隠さない。4連勝中の地元勢が、今年も馬券の中心だ。

 [2017年04月29日 08時34分 紙面から]

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