モレイラ騎手香港競馬に復帰か 地元紙が報じる
JRAの騎手免許試験で不合格だったジョアン・モレイラ騎手(35)に対し、香港のジョン・サイズ師(64)が所属騎手として迎え入れようと計画していることが分かった。15日、香港の地元紙サウスチャイナモーニングポスト電子版が報じている。
昨シーズン(17~18年)に10度目の香港リーディングに輝いたサイズ師は「私たちが意図しているだけで、まだ進んではいない。(香港)ジョッキークラブが好ましく思ってくれれば、次のステップに進めるだろう」と発言。モレイラ香港復帰への期待感をはっきりと見せている。
記事はモレイラが今月28日まで日本で騎乗予定であること、11月6日にオーストラリアのメルボルンCで騎乗し、11月10日から12月9日までは日本で再び短期免許による騎乗を予定していることを紹介。12月9日の香港国際競走には日本の短期免許所有者として騎乗。その後は香港での騎乗を開始できる、としている。
モレイラの動向については、英国のレーシングポスト電子版がサウスチャイナモーニングポストを引用する形で「スーパースターのモレイラが香港復帰を目指す」と題した記事を掲載するなど、世界的な注目を集めている。