道営馬ナイママが中央勢を破る/コスモス賞
<コスモス賞>◇11日=札幌◇2歳オープン◇芝1800メートル◇出走10頭
ホッカイドウ競馬所属のナイママ(牡、北海道・田部、父ダノンバラード)が勝利を収めた。
道中は2番手から。逃げた1番人気馬のアガラスに4角で並びかけ、直線で競り落とした。勝ちタイムは1分50秒2。五十嵐冬騎手は「切れる馬じゃないので、早め早めの競馬を心がけた」と勝利を喜んだ。
岡田繁幸オーナーは「ただただホッとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。目指すは第2のコスモバルク。
オーナーは「田部師には、バルクよりも力は上だよ、と言っている」と語った。同馬の主戦も務めた五十嵐騎手は「バルクに少しでも近づけるように頑張りたい」と語った。次走は9月1日の札幌2歳S(G3、芝1800メートル)。