福永悲願達成、友道師は目に涙/ダービー

<ダービー>◇27日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳◇出走18頭

 平成最後のダービーは5番人気ワグネリアン(牡、友道)が制した。福永祐一騎手(41)は19度目の騎乗で悲願のダービー制覇。天才騎手と呼ばれた父洋一さん(69)も果たせなかった福永家親子2代の夢を成し遂げた。

 友道師の目に涙が浮かんだ。助手時代に所属した松田師に並ぶ現役最多のダービー2勝目。16年マカヒキでは見せなかった涙の理由は、20年以上かわいがってきた福永騎手が念願をかなえたから。「彼のダービーへの思いを知ってるから。何とかウチの厩舎の力でダービージョッキーにしてあげたかった」。検量室前で抱き合うと、また泣いた。

 「春はここが最後」。覚悟を決めた勝負仕上げが実った。「デビューからダービーが目標だと、そればかり言ってたから。みんな、よくやってくれた」とスタッフをねぎらった。ワグネリアンはこの日のうちに放牧に出され、秋に備える。今後の予定は未定で、海外も「考えてない」。国内で実績を積み重ねていく。

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