アルアイン11秒8池江師「シャープ」/QE2世C
<QE2世C:国内最終追い切り>
29日シャティンで行われる香港チャンピオンズデー、クイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル)に出走するアルアイン(牡4、池江)が18日、栗東で国内最終追いを行った。雨のしたたるCウッドで単走。外ラチ沿いで追われ、池江師も「シャープだった」とうなずく加速でラスト11秒8(全体は5ハロン67秒3)を計時した。
体を勢いよく伸縮させ、力感のある走り。しっとりぬれた鹿毛の馬体は迫力がある。騎乗した岩崎助手は「馬場が重めだったけど、息の入りも良かった」と内面の強さも指摘。昨年皐月賞で見せた心身の強さを武器に、G1・2勝目を狙う。前日17日に追い切ったダンビュライト、ファインニードル(チェアマンズスプリントプライズ=G1、芝1200メートルに出走)とともに今日19日、香港へ出国する。