ステファノス4度目の香港で悲願のV狙う/香港C
ステファノス(牡6、藤原英)が悲願のG1制覇を自身4度目の香港で成し遂げる。
追い切り翌日の8日は、僚馬トーセンバジル(香港ヴァーズ出走)を伴って芝コースをゆっくりと進む。堂々とした歩様でパドックに入ると、淡々と周回してスクーリングを完了した。昨年は勝ったモーリスにこそ離されたものの、好位から激しい2着争いに加わり、際どい3着。当地は【0・1・1・1】。力は足りる。
藤原英師は内外の報道陣を前に「馬は何回も来ているところだし、スタッフも慣れている。すごくいい状態です。勲章を取らせてあげたいね」と祈るような表情だ。