ファンディーナ舌縛り改善、本番で力出す/秋華賞
ある意味、最大の注目馬と言えるだろう。大一番を翌日に控えたファンディーナは、角馬場からCウッドを軽く1周して調整を終えた。水曜に行われたCウッドでの最終追いでは、余裕残しでラスト11秒9をマーク。迫力満点の馬体が目を引いたが、最後の直線で舌を出して走っていたのが気がかりだった。
高野師の対策は早かった。「木曜から舌を縛ってみたら、馬場入りの時にうるさかったのが改善されてきました。いい感じなので、レースでも縛るつもりです。具合はいいし、それによって力を出せればいいですね」と明るい表情だ。不安点が改善され、注目は本番で能力を発揮できるか・・・という点だけに絞られた。