藤田菜七子が小倉で17年待望の初勝利、満面の笑み
デビュー2年目の藤田菜七子騎手(19=根本)が今年のJRA34戦目で待望の初勝利を挙げた。
小倉初参戦となった25日の8R(500万、芝1200メートル)で、6番人気のリルティングインク(牝4、清水英)に騎乗。好位から前を追い、ゴール前で差し切った。
兄弟子の丸山騎手(2着)を首差でねじ伏せ、検量室前でゴーグルを外すと満面の笑み。「スタートがとても良かったし、最後も脚を使ってくれました。先輩には負けないようにと頑張りました」。丸山からは「なんでおまえなんだよ~」と冷やかされていた。昨年12月24日の中山以来63日ぶりの勝利で、JRA通算7勝目となった。