コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【函館11R/巴賞】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は72+71+62=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(59)のマイネルハニー。前走の中山記念での敗戦で必要以上に評価を落としているようだが、過去にG3のチャンレジカップを制している実績馬。今回のメンバーで重賞勝ち馬は、ブレスジャーニーと当馬の2頭だけだ。さらに3走前はディセンバーSを、2走前は白富士Sとオープン特別を連勝している実力。人気の中心になってもおかしくない馬で、4~5番手に甘んじるなら狙い目だ。

 続いてコンピ7位(53)のナスノセイカンを推す。当馬も前走の鳴尾記念で7着に敗れてはいるが、2走前の新潟大賞典では0.2秒差の3着に好走。また過去にはG2の金鯱賞で0.3秒差の4着という実績もあり、間違いなく重賞レベルと言えるだろう。しかし今回はオープンレベルの馬を相手に、かなり軽視されている印象。終わってみれば格が違った、という結果もありそうだ。

 最後はコンピ8位(49)のクラウンディバイダ。この馬は過去に重賞出走の実績もなく、コツコツとオープンまで勝ち上がってきたたたき上げだ。今回は相手が一気に強くなるが、逃げて持ち味を発揮するタイプの馬。同型馬は前項で推奨したマイネルハニーのみ。 先行争いが落ち着けば、この2頭の行った行ったもあるだろう。

 今回は(2)(4)(9)の単勝を狙う。馬連なら(8)-(2)(4)(9)の3点。