コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【新潟12R/荒川峡特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は84+61+60=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のシンデン。前走は当該コースで2.3秒差の7着に敗れたが、この大きな着差は外が伸びる馬場でインコースを選択したことが要因。この馬自身はしっかり脚を伸ばしていて、気にする必要はないだろう。それに2走前の浄土平特別では上がり最速の脚を使って0.4秒差の6着と、このクラスで勝ち負けできる能力は備わっている。今回は大外一気の豪快な末脚を期待したい。

 続いてコンピ7位(53)のカスタディーヴァを推す。前走は逃げて0.3秒差の3着。東京の長い直線で、並びかけられてからもう一度盛り返す勝負根性は見事だった。崩れることなく上位をキープした点を高く評価したい。今回は同型馬が両隣の枠に入ったが、スタートダッシュの速いため、芝のレースならハナを取りきれる公算が大きい。直線に坂のない新潟なら、最後まで持ちこたえることが可能だろう。

 最後はコンピ8位(52)のナンヨーテンプル。500万条件は今回で29戦目とすさまじいキャリアだが、馬券圏内は4回という成績。しかし掲示板前後の成績が多く、決して能力が足りないわけではない。0.5秒差の5着だった前走も、最後方から上がり4位の脚を使って追い込むが、先行勢に押し切られる不利な展開だった。流れさえ向けば一発ありとみて、警戒しておきたい。

 今回は(6)(8)(12)の単勝を狙う。馬連なら(9)-(6)(8)(12)の3点。