コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神7R/500万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+66+64=200。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のヤマカツサファイヤ。前走は逃げて15着に沈んだが、近走は確実に掲示板前後の走りを続けている馬。着差に注目すると僅差が多く、とくに3走前のレースは0.1秒差の4着と勝利まであと少しだった。また好走と大敗の繰り返しは逃げ馬の宿命で、大敗した次のレースこそ期待値が高い。主戦の池添謙一騎手に手が戻るので、好スタートから逃げ切り濃厚だろう。

 続いてコンピ7位(54)のブライティアレディを推す。後方一気のタイプで、末脚の切れ味はここでは断トツだ。5走前のレースでは、直線で外に出して追い出すと、他馬が止まって見えるほどの鋭い末脚で0.2秒差の3着に食い込んだ。また前走は直線で馬群をさばきながら、グイグイ進出して上がり最速をマーク、能力が高さを証明している。仕掛けのタイミングひとつで、突き抜けるシーンまでありそうだ。

 最後はコンピ8位(50)のアマルティア。前走は後方待機策で0.8秒差の9着に敗れたが、本来は先行して持ち味が活きるタイプの馬。3走前のレースでは、4番手のポジションから徐々に押し上げて0.3秒差の2着に好走している。今回は最内枠を引いたので、前目のインでロスなく立ち回れるチャンスだ。アッと言わせる騎乗が印象的な三浦皇成騎手に替わるので、もうひと押しを期待したい。

 は(1)(10)(14)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(1)(10)(14)の3点。