コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、

レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山12R/1000万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は79+69+62=210。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から1番期待できそうなのは、コンピ9位(50)のマイネルエスパスだ。約半年ぶりの実戦だが、中山ダート1200mはこれまで6戦して2連対している実績のあるコース。休養明けでも能力をフルに発揮できるコースだ。 また、芝とダートを併用する使い方をされているが、芝からダートへ変更するタイミングは4,2,2着とガラリ一変を期待できるタイプ。まさに今回がそのタイミングで、激走の大チャンスだろう。

 次はコンピ7位(53)のラピッドライズを推す。前走は4番人気に推されたが、期待を裏切り9着に敗れた。しかし2走前のレースでは当該コースで0.3秒差の3着と、このクラスでやれる能力はすでに証明済み。前走は2番手からの競馬だったが、自分のペースで行ければ好走する確率が高く、これまで挙げた2勝も楽々と逃げ切ってのものだ。ハナさえ切れれば勝機ありとみて、警戒しておきたい。

 最後はコンピ8位(52)アテンフェスタ。当馬も逃げて能力を発揮するタイプで、前項で推奨したラピッドライズと競合しそうな馬。これまでダート戦に限れば2,2,3,3,1着と、逃げれば必ず馬券に絡む驚異的な成績を残している。

 あとはどちらの馬がハナを切るかだが、うまく折り合って過度に争わなければ、どちらにもチャンスはあるだろう。少ないチャンスですでに2勝している、鞍上の手腕にも期待だ。

 今回は(9)(11)(14)の単勝を狙う。馬連なら(12)-(9)(11)(14)の3点。