コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神12R/1000万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+72+59=204。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のメンターモード。昇級初戦の前走は3番人気に推されながら、まさかの11着と惨敗。しかし脚に負担がかかる馬場だったため、鞍上が無理に追っていないように見える。前走で見限るのは早計だろう。阪神ダ1400mはこれまで2戦して3着、1着とかなり相性の良いコース。さらに今回騎乗のルメール騎手とは2戦して2連対とこちらも好相性。ここは巻き返しの一戦になるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のテーオーソルジャーを推す。近走は8,13,11,4着とパッとしない成績だが、8着だった4走前のレースは0.2秒差と、ゴール前で横一線の差のない競馬を演じている。また前走は、直線で勝った馬に外からフタをされて追い出しが遅れたが、外に出してからは一瞬の切れ味で0.2秒差まで詰め寄る瞬発力をみせた。末脚がハマれば一発あるタイプなので、警戒が必要だ。

 最後はコンピ8位(52)のメイショウタラチネ。当該コースはこれまで7戦して3勝、そして3着が1回と抜群の相性を誇るコース。今回も高いパフォーマンスを期待できるだろう。前走は2番人気で9着に敗れたが、2走前は0.3秒差の3着とクラス通用は証明済み。また同レースで僅差の2着だったマテラスカイは、その後連勝してオープンクラスまで出世した。当馬も得意の舞台なら、上位争いを期待できるはずだ。

 今回は(1)(11)(14)の単勝を狙う。馬連なら(15)-(1)(11)(14)の3点。