コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神8R/500万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+68+63=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のトーアライジン。過去には2着に6馬身の差をつけて、当該クラスを圧勝している実績馬。また次走の1000万条件でも、いきなり2着に好走していて素質の高さは明らかだ。降級後の近走はパッとしない成績が続いているが、4走前のレースでは0.4秒差の6着と復調の兆しを見せている。自分の競馬さえできれば、勝機は十分あるだろう。

 続いてコンピ7位(55)のプレシャスブルーを推す。ディープインパクト産駒らしい切れ味が武器のタイプだ。未勝利勝ちを収めた4走前のレースは、好位から抜け出して快勝。上がりはメンバー中最速の33秒1をマークした。さらに当馬の切れ味に屈して2着に敗れたエスティームは、すでに当該クラスを勝ち上がっている。その相手関係から考えると、当馬もここは通過点と言えそうだ。

 最後はコンピ8位(52)のミッキーロイヤル。当馬も近走はパッとしない成績だが、500万条件に昇級してすぐは勝ち負けを演じていた実績あり。とくに芝2000mの成績が秀でているので、今回は復活を期待できそうな舞台だ。また連闘を得意としている矢作厩舎の管理馬だけに、勝算ありとみて警戒しておきたい。好走条件がそろった印象があり、一変の走りを期待したい。

 今回は(3)(5)(7)の単勝を狙う。馬連なら(2)-(3)(5)(7)の3点。