コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京12R/1000万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+70+63=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のタケショウベスト。当該クラスに昇級して5戦を経験しているが、2,2,3,3,3着とすべて馬券圏内の素晴らしい成績。実力的には、いつこのクラスを勝ってもおかしくないレベルだろう。しかし後方待機から末脚を生かすタイプであるため、展開に左右されやすい面はある。今回は追える蛯名正義騎手に手が戻るので、直線では激しい猛追を期待したい。

 続いてコンピ7位(55)のジョイフルを推す。4走前に木幡巧也騎手に乗り替わって3,1,5,4着と調子を上げてきた馬だが、今回はついにライアン・ムーア騎手が騎乗。間違いなく、期待度アップが見込める。また近走は芝1200mで好成績を収めてきたが、過去には芝1500mで5着の実績があり、距離は問題なくこなせるはずだ。大幅な鞍上(あんじょう)強化で、今回は勝ち負けまで届くだろう。

 最後はコンピ8位(51)のワイナルダム。前走は当該コースで逃げて1.0秒差の14着と大敗を喫した。しかし快勝と惨敗は逃げ馬の宿命で、気にする必要はないだろう。今回も内枠に入ったため、この馬がハナを切ることになりそうだが、今回の人気上位陣は差し追い込みタイプが多い印象。ノーマークで行けるなら、東京の長い直線をスルスルと逃げ切る可能性も十分にありそうだ。

 今回は(4)(5)(8)の単勝を狙う。馬連なら(15)-(4)(5)(8)の3点。