コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京10R/雲雀S】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は80+66+65=211。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

 コンピ7~10位の中から1番期待できそうなのは、コンピ7位(52)のシーズララバイだ。4走前のフラワーCでは、上がり最速の脚を使ってファンディーナの2着に好走。当馬が4コーナーで大きく外を回るロスが影響して着差は付いたが、能力の高さを見せつけたレースだった。また前走の清水Sも上がり最速の脚で追い上げるも、前を捕まえ切れず0.6秒差の9着。能力はあるものの、活しきれていない印象だ。直線の長い東京で、一気に突き抜けるシーンを期待したい。

 次はコンピ8位(49)のマコトサダイジンを推す。障害未勝利戦を勝ち上がった後、平地に戻って2勝。準オープンまで出世してきた変わったキャリアの持ち主。当該クラスに昇級してからは5,8,3,4,15着と、実は前走以外は上位争いを演じている実力馬だ。前走の敗戦で評価を落として、ハンデが甘くなった今回は絶好の狙い目。相性の良い蛯名正義騎手に戻るのもプラス材料で、今回は巻き返しの一戦になるだろう。

 最後はコンピ10位(43)スカイパッション。当馬も障害2戦目で未勝利を勝ち上がった後、すぐに平地で3勝して当該クラスまで昇級。前項で推奨したマコトサダイジンと同じような、面白いキャリアだ。成績面はというと、近2走は2ケタ着順が続いているが、着差を見るとそれほど負けていない。また昇級初戦と2戦目を連続4着している実績があり、能力的にはもっとやれるはずだ。

 今回は(8)(9)(10)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(8)(9)(10)の3点。