コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【京都11R/アルデバランS】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は85+63+58=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ7位(53)のナムラアラシ。後方待機から直線でグイグイと脚を伸ばして、各馬をまとめてひと飲みする豪脚の持ち主。しかし近走は、水の浮く不良馬場に持ち味をそがれ、歯がゆい結果に終わっている。そんな悪条件の中でも5,4,4着と続けて掲示板を確保している安定感は、能力が高い証だろう。グジャグジャの馬場でなければ、末脚一閃で勝ち負けだ。

 続いてコンピ6位(54)のタガノディグオを推す。昨年のジャパンダートダービーで3着に入った実績馬。近走はパッとしない成績が続いているが、3走前のレパードSは実績の乏しい左回りの新潟だったことが敗因と考えられる。2走前のみやこSは、重賞レベルの古馬が相手での苦戦。さらに前走の名古屋GPは、単純に距離が長すぎた印象だった。今回の条件で、見直したい一頭だ。

 最後はコンピ8位(52)のドラゴンバローズ。ここ2走は上位人気に推されながら、終始後方を追走するだけのさえない競馬が続いている。しかし3走前のシリウスSで着差なしの2着しているように、ポテンシャルは高い。京都ダ1900mは、6戦して4,3,2,5,1,7着とかなり得意としているコース。鞍上も好調の古川吉洋騎手に替わって、巻き返しを期待したい。

 今回は(1)(14)(15)の単勝を狙う。馬連なら(9)-(1)(14)(15)の3点。