コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京9R/銀蹄S】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は85+62+60=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のスマートダンディー。デビューから8戦、1着3回、2着3回、4着2回と、掲示板を外さない素晴らしい成績。非常に能力の高い馬で、前走の余裕のある勝ちっぷりをみると昇級戦からいきなりやれるだろう。また当該コースは今回騎乗する横山典弘騎手とのコンビで、2走前に経験して着差なしの2着と予行練習済み。連勝濃厚とみて1番手に推奨する。

 続いてコンピ7位(55)のイーグルフェザーを推す。前走の錦秋Sは、上がり最速の脚を使って追い込み0.2秒差の5着。1頭だけ大きく出遅れる不利もあったが、直線だけでごぼう抜きにした末脚は群を抜いていた。普段は東京のマイルを主戦場にしている馬だが、東京1400mは過去に1度経験して5着とこなせる範囲。追える内田博幸騎手に手が戻るので、豪快な末脚を期待したい。

 最後はコンピ8位(54)のエニグマ。当馬の前走も、前項で推奨したイーグルフェザーと同じ錦秋Sで、唯一の3歳馬ながら0.3秒差の6着に大健闘。直線の入り口では外からフタをされて、進路取りに苦労するシーンもあったが、それでも最後までしっかり脚を伸ばしている点を評価する。当該コースはこれまで2戦して1着、3着と相性が良く、今回は巻き返しの一戦になるだろう。

 今回は(10)(12)(14)の単勝を狙う。馬連なら(11)-(10)(12)(14)の3点。